December 23, 2014

高速道路での優遇が決め手、EV10万台超のカリフォルニア

Published at Nikkei Electronics --- 赤いスポーツカーが、カリフォルニア州の青い空と青い海を背景に、高速道路をさっそうと走行する場面が映画にたびたび登場する(図1)。カリフォルニア州は、面積が広いにもかかわらず、米国の東海岸や日本のように、公共交通機関が発達していない。必然的に車への依存度が高くなり、5~6車線もある高速道路でも交通渋滞が頻発している。

 「車社会」のカリフォルニア州では、CO2排出量の40%が、道路交通部門からのものである。自動車の排気ガスを大幅に削減するために、電気自動車(EV)への期待が高まっている。カリフォルニア州では2025年までに15億台のEVを導入するという、全米で最も高い目標を掲げている。Get Magazine Here See More Here

日経エレクトロニクス 2014年12月22日号
日経エレクトロニクス 2014年12月22日号
The Plug-in Electric Vehicle (PEV) Owner Survey by California Air Resources Board (ARB)