July 7, 2014

米国で住宅用太陽光発電システムが急成長のワケ、カギはファイナンスオプションの多様化にあり

Published at Nikkei Technology Online --- 日本では大規模なメガソーラーの建設に注目が集まっているが、実は米国では今、住宅用市場が急成長している。米国における2013年の太陽光発電システム市場全体の成長率が41%だったのに対して、住宅用市場はそれを上回る60%だった。

 全米太陽光発電協会(SEIA)とGTM Research社の太陽光発電市場レポートによると、2014年第1四半期には米国の住宅用市場が非住宅用市場(企業や政府機関などの建物、工場、倉庫など)を抜くまでに成長した。具体的には、住宅用が232MW、非住宅用が225MW、発電事業用が873MWだった。

 米国の2014年第1四半期の住宅用市場は、日本のそれの1/3程度の規模とまだ小さいが、過去2年の四半期平均成長率(CQGR:compounded quarterly growth rate)は18%で、日本の8%を大きく上回った。

US Residential PV Market vs. Japan Residential PV Market
Source: GTM/SEIA and JPEA


多様なファイナンスが成長を牽引
 米国で住宅用市場の拡大に貢献しているのは、多種多様な「ファイナンスオプション」である。現金購入や銀行融資だけでなく、ホームエクイティローン(HEL、HELOC)やメーカーローン、ソーラーリース、ソーラー電力購入契約(PPA)、そして地方自治体が提供するPACE(property assessed clean energy)ファイナンスなどがある。Read More Here