May 13, 2013

世界2位の太陽電池市場になる日本、持続的な成長を続けられるか

Published at Nikkei Technology --- 2013年の太陽電池の地域別導入量で、日本は中国に次ぐ世界2位の市場になるとの予測が、複数の調査会社から発表になっている。この「日本急成長説」は、2012年7月に日本で固定価格買い取り制度が始まり、数GW以上の大規模プロジェクトの設備認定が急増したことが背景にある。確かにメガソーラーを含む大型システムは、規模が大きいことから、市場規模の拡大に貢献しやすい。しかし、現在の高い買い取り価格のために、持続的な成長ではなく、一時的なブームで終わるのではないかとの懸念もある。投資が目的の場合、買い取り価格のみで市場が動くため、制度開始から3年間と決められた「プレミア価格」が終了すれば、ブームが去る可能性はあるだろう。... Read More